解除前後の株価の動き

増担保規制がかかると株価はどうなる?

 

増担保規制がかかった直後は、新規では信用取引による購入がしづらくなり、すでに購入している人は追証を回避するため売りに回る事も多いため、短期的には出来高が落ちたり株価が低迷することが多いようです。
そのため「増担保規制は売りのサイン」なんていう人もいます。

 

さらに先読みして、規制前でも「こんなに連続で高騰してたらそろそろ増担保規制がかかるんじゃない?」という思惑で高騰にブレーキがかかる、なんてこともあります。

 

 

しかし人気の銘柄の場合はむしろそれをきっかけにさらに株価が高騰する事もあり、増担保規制はまさに「その銘柄の人気の真価が問われる瞬間」といっても過言ではありません。

 

ちなみに規制前に信用取引で購入している場合は特に変化なくそのまま持っている事が出来ますが、規制後に一度売ってしまってからもう一度買い直そうとすると委託保証金が余計にかかってしまうので、いつ売るかのタイミングが難しいところです。

 

増担保規制が解除される前後の動き

 

増担保規制が解除されると、規制がかかった時とは逆に信用での取引がしやすくなるため買いが増え株価が上がる可能性があります。

 

実際の市場では、人気のある銘柄の場合は解除時の高騰を予想して、解除間近になると解除ラインぎりぎりまで株価が押し上げられることもあります。
(そもそも、このサイトもそのタイミングを計るために作ってみました)

 

そして解除直後は大量のお金が流れ込み、一気に高騰したり、そこからの一気に下降したりといった乱高下が起きやすくなります。
それだけ、増担保の規制、そしてその解除は株価に影響を与えるということです。


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